ユニバーサルチューニングとは何なのか、まだわからない。

Fenderのストラトキャスターを売却し、Pedal Steel Guitarを購入した。

Fuzzy Pedal Steel Guitar Productsの12弦ユニバーサルチューニングの楽器だ。今までもFuzzyのダブルネックは持っていたのだが、C6の方のネックはさっぱりわからなかったので、E9に専念しようかと考えたが、それではなんだかできることも限られてしまうという何とも消極的な理由でユニバーサルチューニングの12弦にした。

はじめは、12弦の楽器をオーダーしようかと思ったのだが、為替の関係もあり値段が高くて(税込60万円以上)、Fuzzyの藤井さんに相談したところ、良い中古があるというので中古を譲ってもらった。自分にとって安くはない買い物ではあったが、昨今のペダルスティールの相場からすればとても良い買い物であった。

そもそもペダルスティールはあまり中古は出回らないし、中古が出回ったとしても、自分の求めているスペックのものは殆ど存在しない。まして、12弦ユニバーサルは玉数が少ないので納得のいくような楽器に出会えることはまずない。

この楽器も、エクストラロングスケールという厄介な一面を除いては、ほぼ私が求めていた仕様のものである。エクストラロングスケールも弦の選択と、スケールに慣れてしまえば特に問題はない。(ロングスケールはサスティンが長く、音も太いというメリットもある)ニーレバーが押し上げも含めると7本という、これまたプロでも扱いきれないぐらいのオーバースペックなのだが、必要なものは全て揃っている。

とりあえず、ユニバーサルチューニングの、E9の部分を少々練習している。B6の方は、やっと6番ペダルの使い方を覚え始めたぐらいである。殆ど、使いきれていない。

しかし、この楽器で藤井さんはありとあらゆる音楽を奏でられてしまうのだ。

目下、藤井さんのCDを聴いたりしてイメージトレーニングをしている。

ペダルスティールの終着駅の一つとも言える楽器であることは間違いない。