月日が経つのは疾いもので、もう年末である。
昨年の12月7日に高田馬場のローンスターでバンドのライブをやってから、もう一年が経ってしまった。今年はほとんど何もバンドの練習ができない一年だった。私は春に転職し、そのせいで慣れない毎日だったということもあるけれど、それにしてもバンドの練習ができなかったのは残念だった。
ライブで使った黒のテレキャスターも、もう一年弾いていないということになる。そもそも、この一年間カントリーの曲を一曲通して弾いていないのではないか。それどころか、誰かと一緒にジャムセッションのようなこともしていない気もする。どんどん、楽器離れしてしまっている。
一方で、手元にある楽器は増えたといえば増えたのだが、、、、
楽器というものは、練習して上手くならないと面白くないし、誰かと一緒に弾いたり、誰かに聴いてもらわないとそれはそれで退屈である。だから、上手い下手を抜きにしても、ライブというのは時々はやらなければならないのだ。ライブがないと練習する意欲もわかないのだから。
コロナでライブができなくなってから、バンドの練習曲もないから、練習をしない代わりに楽器の手入れをする時間ができた。このすきに手入れしたい楽器はたくさんあるのだが、手入れをするとなるとお金がかかるので、うーんと重症なギターを優先しなくてはいけない。愛用の白のテレキャスターももうそろそろリフレットが必要な頃なのだが、もう少し様子をみておこう。
この、1980年製の白のテレキャスターも随分と弾かないで押し入れにしまったままにしてしまった。久しぶりに弾いてみようかな。
来年こそは、またライブができるようになりますように。
ほんとにそうですね。
楽器って、使えば当然消耗する。
でも不思議なことに、使わなければ、それはそれで傷んで行く。
手を入れるにもお金がかかるし、時間もかかる。
自分でできること、あるいはプロに頼んだほうがいいこと。
そうやって楽器を大事にしたいと思う。
もう40年近く前の大晦日。
バンドをやっている友人から誘われてギターを弾きに街に出ました。
迎えに来てくれた車中で、
地元、R&B界のドンの数年ぶりのライブの伴奏であることがわかりました。
もう9時も過ぎた頃にスタート。
終わったら日付が変わって新年になっていました。
心地よい疲労。
深夜もやっているラーメン屋さんでささやかな打ち上げ。
懐かしいです。
友人のバンドは年明け東京に出てデヴュー。
すぐに福岡に帰ってきたけれど詳しくは聴かなかった。
ボーカリストはいま、音楽学校のお抱え学長で、
たまに地元版のCMでうたっています。
ギタリストはまだギター持ってライブハウスで弾いている。
ボクは、当時使っていたギターやエフェクターを上の子が生まれたときに処分しました。
30歳くらいの時。
すでにもう何年もギターを弾いていなかった。
なぜ、還暦を前にギターを手にしたのだろう。
コロナウイルスで「ギターでも弾いてみよう」と思ったのは確かだけれど。
なんでもいい。
なにかにこだわっている自分を、
自分らしい、と思いたいからだろうか。
あまり、深く考えないようにしています。