革紐を買ってきて、四つ編みにして楽器のストラップを自作した

先日、御茶ノ水の楽器屋に行って、ギターのストラップを買おうと物色していた。ブルーグラスやフォークミュージックをやるのに雰囲気が良さそうなストラップを付けようと思っていたので、そういう楽器専門店に出向いてストラップを見ていたのだ。

あのー、バンジョーとかマンドリン用のブルーグラスっぽいストラップってありますか?

と、お店の人に聴いたところ、

ああいう人たちは、あんまり既製のストラップ使っていないんだよね。それも、プロになればなるほど、そこらにある麻ヒモとか革紐とかを使って楽器を持っている。だから、ストラップは商売あがったりなんですよ。

などと、ずいぶん商売っ気がないことを言われた。

それならこれですよ、これですこれです。

と言われていたら、素直にそれを買っていただろうに、そういうことも言われなかった。なんだか少し、残念だった。残念だったが、そのおかげで余計な買い物をしなくて済んだので、良かった。

それで、その楽器屋さんが言うように、ストラップにするための革紐を買ってきて、四つ編みにして、自作の楽器ストラップを作った。日暮里で5ミリの革紐を一本三百円で4本買ってきた。税込み1,296円であった。皮でできた既製のストラップを買っていたらゆうに一万円はしただろうから、いい買い物をした。

目下、どの楽器にこのストラップを付けようか迷っている。とりあえず、しばらくは眺めてみて、どういう風に使おうか考えてみようかと思っている。思い切って、秘蔵のライオンアンドヒーリーのウクレレにでもつけてやろうか。などと考えている。いや、ウクレレに傷がついたら大事だ。やめておこうか、

とりあえず、気分だけはブルーグラス、フォークの世界に浸っている。

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