書斎にスティールギターを置いた。

楽器は日々の練習が重要である。それは。楽器というものがこの世界に生まれた時からの常識である。

この世に初めて生まれた楽器は何かしらないが、きっと練習が重要であったであろう。さすがに、初めて生まれた楽器だから、お師匠さんのような人はいなかったかもしれないけれど、当時の楽器奏者は、日がな一日楽器を練習していただろう。メトロノームとかを使って、インテンポで難しいフレーズを練習したりして、うまくできたら、ちょっと人前で弾いてみたりしていたのだろう。

私も、何か楽器を練習したほうが良いかと思い、書斎にスティールギターを持ってきた。Fender Deluxe 8という、これまた60年代のスティールギターである。とても難しい楽器である。ギターとチューニングが違うので、慣れないと何も弾けない。なかなか厄介な楽器である。

教則本の類を幾つか持っているので、それを参考にチューニングをし、弾いてみているのであるが、なかなか上手くならない。教則本の著者 小林潔先生にいろいろと活字で教えていただいているのだが、DVDを併用してもこれがまたなかなか難しいので苦戦している。

小林先生、どうか、この私にスティールギターのモジョハンドを授けてください。

「書斎にスティールギターを置いた。」への1件のフィードバック

  1. 数年前、下の子が「ギターを弾いてみたい」と言うので楽器屋さんに行き、ピックやらチューニング・メーターやらと一緒にDVDが付いた初心者向け教則本を買いました。
    それがなんと、下の子は1週間でギブアップ。
    これ以上はないと思われる潔さで「おとうさん、ごめんね」と自らプレイを放棄。
    あまりのことに茫然となりそうでしたが平静を装い「そうか、速く結論が出てよかったじゃないか。ほかの事にトライしてみたらいいよ」と。

    その教則本。先日、僕がつかってみました。
    驚きました。
    僕が学生の頃なら奥義中の奥義であるタッピング、またの名でライトハンド奏法を含め、さまざまなテクニックが紹介してあるのです。
    「もったいない」と素直に思いました。今頃の初心者はこんな高等テクニックを当たり前のように習得するのか? けしからんと。

    同時に、そんなことをあれこれ考え感心している暇があったら「弾け!」と自分に言い聞かせながら、腰の上がらない様子に、我ながら「これでは巧くなるわきゃないわな~」と納得してしまうのもどんなもんかと思った次第でした。

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