大は小を兼ねるというので、スティールギターも6弦より8弦、8弦より10弦の方がすぐれているように思っていたのだけれど、思いがけなく6弦のスティールギターを弾いてみたら、これがまた奥が深い。
ついつい、手に入れてしまった。Fenderの Studio Deluxe。
8弦の方ができることは多いのは確かなんだけれど、Studio Deluxeは弦が少ない分だけ覚えやすい。ペダルスティールギターなんかは10弦もあるから、世界中のあらゆるコードを鳴らせるんだけれど、そのコードを覚えるにも、複雑すぎて頭がついていかない。
ここはスティールギターの基本、6弦の楽器を練習してみようと思い立ち弾いてみると、少しだけシンプルなので面白い。シンプルと言っても、バーのスラントをすればメジャーセブンスも鳴らせるのだから、これはこれでそこそこ複雑だ。
大橋節夫はこの楽器で世界を制覇したのだから、私だって世界制覇とまではいかなくてもある程度マスターすることができるのではないかという夢を与えてくれる。
これから、頑張って少しずつ練習していこう。