ド派手な音色の70’s DiMarzio

今日、ギターのピックアップを交換した。

もともと、買った時には前のオーナーがDiMarzioの Super Distortionに交換したようで、Super Distortionが2つ付いていたのだけれど、どうも、音が硬すぎて好きではなかった。せっかく作りの良いギターなのだからもっと色彩があるピックアップにしたかったのだけれど、なかなかそれが何なのかわからずにいた。

それで、どうしようかと考えていたのだけれど、たまたまヤフオクで3,000円弱でオリジナルで付いていたものに限りなく近い品物と、手持ちのピックアップで最初期のDimarzioのPAFがあったので、二つとも交換してしまった。

結果、大暴れするギターに仕上がった。

DiMarzioのPAFはこれがまた、下品なピックアップの代表のようで、なかなかこれがつけてみると大暴れして面白い。Super Distortionも出力の高いピックアップだったけれど、Super Distortionが図太くて硬質なサウンドだとすると、最初期のPAFは出力の高さもさることながら、刺々しくもなり、ピッキングをソフトにすると表情が変わる(ジャズのようにとまではいかないけれど)面白い音がする。

リアには、2,600円で手に入れた80年代のHamerのオリジナルピックアップをつけた。このころのHamer USAのピックアップはたしかDiMarzioで作っており、ほぼ70年代のDiMarzio PAFと同じ作りだったと思う。

DiMarzio  PAFって、たしかGibson  PAFのレプリカのつもりで作っていたはずじゃなかったっけ?というような野暮な疑問は置いておいて、 DiMarzio PAFはやっぱりディマジオの音なのです。セイモア・ダンカン悔しかったら、こういう大暴れするピックアップを作ってみろ!!まあ、ダンカンも、使いやすくて悪いピックアップじゃないとは思うけれど。

ちなみに、最近リイシューで出ているDiMarzioのPAFは使ったことないので何とも言えませんが、おそらく、同じスペックで作っているでしょうから、こういう大暴れ、ド派手系の音がするはずです。コントロールするのは難しいかもしれませんが、ギターとしては爪弾いていて非常に楽しいピックアップです。

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